20250913オバデヤ―小さな従順(オバデヤ1:1-21)

20250913土曜祈祷会

聖書:オバデヤ1:1-21
題目:オバデヤ―小さな従順
説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会


1.オバデヤとはどのような人物か

(1)主のしもべ

オバデヤとは「ヤハウェのしもべ」という意味を持つ名前です。しかし、彼の経歴や出自についてはほとんど分かっていません。これはマラキと同様に、詳細な情報が記されていない預言者です。

活動時期については、一般的にエルサレム陥落(紀元前586年)前後であると考えられています。


(2)最も短い預言書

オバデヤ書は旧約聖書の中で最も短い預言書です。しかし、その内容は非常に力強いものです。

神様は、この無名の一人を通して語られました。ここから分かるのは、神様がご覧になるのは有名さではなく、忠実さであるということです。

そして主は、小さな従順を喜ばれるお方です。


2.オバデヤ書の内容

(1)エドムに対する裁き

オバデヤ書の中心の一つは、エドムに対する裁きです。

「あなたの心の高ぶりがあなたを欺いた。たとい鷲のように高く上っても、わたしはそこからあなたを引きずり降ろす」と語られています。

エドムは、兄弟関係にあるイスラエルが苦しんでいるとき、それを助けるどころか、あざ笑い、略奪に加わりました(1:10–14)。

神様は血筋や関係に関係なく、高慢と暴虐に対して必ず裁きを下されます。


(2)主の日の到来

次に語られるのは「主の日」です。

「主の日がすべての国々に近づいている。あなたがしたことは、あなた自身に返る」とあります。

この裁きはエドムだけにとどまらず、すべての国々に及びます。主の日とは、神様が世界をさばき、ご自身の国を確立される日です。


(3)神の国の確立と民の回復

オバデヤ書は裁きだけで終わりません。

「シオンの山には逃れた者がいる」「主の王国は主のものとなる」と語られ、神の国の確立と神の民の回復が約束されています。

主の日には、高ぶる者には裁きが下され、神により頼む者には救いが与えられます。


3.適用

(1)小さな従順をささげる

オバデヤは無名の預言者でしたが、神に忠実でした。

神様は小さな従順を通して、ご自身のご計画を進められます。私たちは大きな働きを求める必要はありません。日々の小さな従順をささげることが大切です。


(2)謙遜に歩む

エドムのように人を見下す者は、神の前に倒されます。

私たちは、見下されるときに対抗してしまいやすい存在です。しかしそのような態度ではなく、イエスが示されたように、神と人に仕える姿勢を持つことが求められます。

神様は、そのような謙遜な歩みを喜ばれます。


(3)主の日に備える

聖書は、私たちの行いが必ず報いられることを教えています。

だからこそ、復讐は自分で行うのではなく神様に委ね、神の国の民として希望を持って生きることが大切です。

イエスも復活の希望を見据えて、十字架に向かわれました。


4.まとめ

オバデヤ書は、エドムのように人を見下す者になるのではなく、小さな命令に従いながら主の日に備えることの大切さを教えています。

私たちも日々の小さな従順を大切にし、謙遜に歩みながら、主の日を待ち望む者として生きていきましょう。​ 

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