20250914人の思いよりも神の思い(使徒22:18-21)

20250914敬虔会

聖書:使徒22:18-21
題目:人の思いよりも神の思い

説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会


1.本文解説

① 神様はパウロにエルサレムを離れるように命じられた

パウロは、暴徒の前で、自分が約20年前にダマスコからエルサレムに来た時の出来事を語っています。
その中で主は、「急いでエルサレムを出て行きなさい」と命じられました。

その理由は二つあります。
第一に、エルサレムにはパウロを殺そうとする者が多くいたからです。
第二に、パウロの証しを人々が受け入れないからでした。


② しかしパウロは神様の言葉にすぐには同意しなかった

パウロは、自分の考えを主に申し述べました。

エルサレムには、かつての自分の姿をよく知っている人々が多くいます。
そのため、劇的に変えられた自分の姿を見れば、多くの人の心が動かされるはずだと考えました。

また、エルサレムは神殿のある信仰の中心地であり、そこに留まることで効率的に伝道ができるとも考えました。

このようにパウロは、人間的に見て合理的で効果的な方法を選ぼうとしたのです。


③ 神様は再び「離れよ」と命じられた

しかし主は、再びエルサレムを離れるようにはっきりと命じられました。

神様は、パウロがエルサレムに残ることを許されませんでした。
そして、「遠く異邦人へ遣わす」と語られました。

ここで注目すべき点は、主が「ユダヤ人へ遣わす」とは言われなかったことです。
意図的に異邦人への使命を示されたのです。


2.適用

① 人の思いではなく神の思いに従おう

使徒行伝5章29節にはこうあります。
「人間に従うよりは、神に従うべきである。」


❶ 使徒たちは神の思いに従った

サンヘドリンは「イエスの名で教えてはならない」と命じました。
これは人の権威による命令であり、社会秩序を優先した考えでした。

しかし使徒たちは、自分たちの命よりも神の思いを優先しました。
彼らは人ではなく神に従ったのです。


❷ パウロも最終的には神の思いに従った

かつてのパウロも、またエルサレムの人々も、感情や過去に基づいて物事を考えていました。
さらにパウロ自身も最初は、合理性や効率を重視していました。

しかし最終的には、自分の考えを手放し、神様の思いに従いました。
それゆえに、彼は真の使徒として用いられたのです。


❸ 大阪中央教会の聖徒たちへ

私たちも同じ選択を迫られます。

どれほど人の目に良く見えることであっても、神の目に良くないならば、それを捨てなければなりません。
イエス様も、人間的な考えではなく、神のご計画を優先して十字架にかかられました。

人間の思い、知恵、社会秩序がどれほど正しく見えても、神に従わないならば意味がありません。


3.まとめ

どれほど良いアイデアを持ち、努力し、論理的に正しいことであっても、それが神様の栄光とならないなら、私たちはそれを手放す必要があります。

人の思いではなく、神の思いを優先するとき、そこにこそ神の栄光が現されるのです。

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