20260708誰を友とするか?(ダニエル2:46-49)📺
20260708水曜礼拝
聖書:ダニエル2:46-49
題目:誰を友とするか?
賛美:436、445
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
「そこでネブカデネザル王はひれ伏して、ダニエルを拝し、供え物と薫香とを、彼にささげることを命じた。 そして王はダニエルに答えて言った、「あなたがこの秘密をあらわすことができたのを見ると、まことに、あなたがたの神は神々の神、王たちの主であって、秘密をあらわされるかただ」。 こうして王はダニエルに高い位を授け、多くの大いなる贈り物を与えて、彼をバビロン全州の総督とし、またバビロンの知者たちを統轄する者の長とした。 王はまたダニエルの願いによって、シャデラクとメシャクとアベデネゴを任命して、バビロン州の事務をつかさどらせた。ただしダニエルは王の宮にとどまっていた。」
ダニエル書 2:46-49 口語訳
1。ネブカドネザル
①当時世界で最も成功した人物
❶戦術に優れ、行動が早く、決断力が高い王
⑴カルケミシュでメディアの援助を受けて、エジプト・アッシリアの連合軍と戦う。
⑵18000人の兵力で、40000人の兵力に勝利し、バビロンを世界帝国にした。
⑶父のナボポラッサルの訃報を聞いた時は、少数の護衛だけを連れて砂漠を横断。
⑷急いでバビロンに帰還して王位を確保した。
❷この世の頂点に立つ王
⑴美しくて賢いメディアの王妃アミュティスを妻に迎えた。
⑵その王妃のために空中庭園を築くほどの力をもっていた。
⑶彼のために命を惜しまない勇士が何千何万といただろう。
⑷その財宝は世界各地より集められて、宝物庫に満ちていた事であろう。
⑸全てのものがひれ伏し、思い通りにできるような能力と地位を持っていた。
⑹世界で最も幸せで安らかな生活を送るはずだった。
2.本文解説:2章全体
①ネブカデネザルの治世の第2年
❶バビロンでは即位した最初の1年は数えないため、実際には3年目。
❷ダニエルたちの3年間の教育が終わって間もない頃だったと考えられる。
②悪夢のせいで眠ることができなくなった
❶博士、法術士、魔術士、カルデヤ人を呼び寄せた。
❷しかし、彼らが適当なことを言うのを恐れて、夢の内容を話さなかった。
❸夢を言い当て、その意味まで説明する事を求めた。
❹そしてできなければ一族もろとも処刑するという、理不尽な命令だった。
③人間の限界
❶世界を支配する王でさえ、夢一つで心が乱れ、まともな判断ができなくなる。
❷限界のない神様
⑴「主はまどろむこともなく、眠ることもない。」(詩篇121:3-4)
⑵人は眠らないとまともに生きていけないが、神様は眠ることなく支配している。
❸どれほど力をつけたとしても、人は自分の心さえ支配できない。
④ダニエルの反応
❶自分の知恵で解決しようとせず、神様に助けを求めることにした。
❷シャデラク、メシャク、アベデネゴの友人たちと共に神に祈り、憐れみを求めた。
❸神様は夢の内容とその意味をダニエルに示した。
⑤夢の内容
❶未来を表す一つの像
⑴金の頭はバビロン。法の上にある王権。
⑵銀の胸はメディア・ペルシャ。法の下にある王権。
⑶青銅の腹はギリシャ。
⑷鉄のすねはローマ。軍事力の強い国家。
⑸鉄と粘土の混じった足は、それに続く国々。一つに見えるがバラバラで脆い。
❷最後に人の手によらない石が像を打ち砕き、その石は全地を満たす山となる。
❸この石が、イエス・キリストによる永遠の神の国。
⑥ネブカデネザルの反応
❶ダニエルの前にひれ伏し、「あなたがたの神こそ、神々の神、王たちの主」と告白。
❷そしてダニエル(おそらく18歳程度の生年)をバビロン州の総督に任命した。
❸ダニエルは、自分だけの出世を願わず、友人たちの地位も求めた。
❹王はその願いを聞き入れた。ネブカドネザルはダニエルを通して平安を得た。
3.適用:誰を友とするか?
①友のいないネブカデネザル
❶王妃アミュティスにも、マルドゥクの神にも、側近たちにも、頼れなかった。
❷そして恐れが怒りとなり、人を疑い、極端な命令を下すようになった。
❸人は、自分を守ろうとすればするほど、人を信じられなくなり、判断力を失う。
❹そして孤独になり、不安は消えない。
②神様を友とするダニエル
❶理不尽な命令を聞いて、ダニエルは友人に助けを求めて一緒に祈った。
❷ダニエルの神様との関係が、人との関係も豊かにしている。
❸その結果、神様はダニエルだけでなく、3人の友達にも祝福を与えた。
❹神様に頼り生きる者は、孤独を感じる時があっても孤独ではなく、不安を消せる。
③恐れを打ち消すのは何か?
❶お金でも地位でも知識でもない。何を持っているかではない。
❷本当に私たちを支えるのは、「誰と共に歩んでいるか」。
❸欲しい物ではなく、共に歩む者を求めよう。
④イエス・キリストを友とする
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない。 あなたがたにわたしが命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。 わたしはもう、あなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人のしていることを知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼んだ。わたしの父から聞いたことを皆、あなたがたに知らせたからである。」
ヨハネによる福音書 15:13-15 口語訳
❶イエスキリストは私たちのために命を捨てて友となった。
❷私たちはイエスの言葉に従うことで、友となることができる。
❸実際イエスはまたイエスは「罪人の友」と呼ばれていた(ルカ7:34)。
❹誰からも見放された人を友として受け入れ、救った。
「わたしがあなたがたに『僕はその主人にまさるものではない』と言ったことを、おぼえていなさい。もし人々がわたしを迫害したなら、あなたがたをも迫害するであろう。また、もし彼らがわたしの言葉を守っていたなら、あなたがたの言葉をも守るであろう。」
ヨハネによる福音書 15:20 口語訳
❺もちろん、イエスは単なる友達ではなく、主人である。
❻主に従いながら、友として親しく歩むことが大事。
❼ここでいう友とは、一緒に時間を過ごし、本音を語り、信頼し合う関係の人。
⑤イエスキリストを友とする人
❶ダニエルは、バビロンで最高の教育を受け、王に重く用いられても、
ネブカデネザルより神様を信頼し、神様と共に歩む決心をした。
❷だからこそ、結果としてネブカデネザルからも信頼される人物になった。
❸ネブカデネザルを友としたからではない。
❹神様を第一にして、共にするとき、人間関係も祝福される。
❺夫婦も、親子も、教会も、まず神との関係が整うとき、本当の平安が与えられる。
❻人は、お金や地位や能力を求めるが、それ以上に人生を左右するものがある。
それは「誰と共に歩むか」。
4.まとめ
①皆さんは誰を友として歩んでいますか?
❶ネブカデネザルは世界一の王だったが、不安には勝てませんでした。
❷一方でダニエルは神様を友として祈り、平安と知恵を受けました。
❸私たちの人生を最後まで支えてくれる友は誰でしょうか?
❹それは、私たちのために命を捨て、「あなたがたを友と呼ぶ」と言われた
イエス・キリスト以外にいません。
❺イエスキリストを信じて、御言葉に従い共に歩みましょう。
これが恐れを打ち消す秘訣です。

