20260530シメオン―イエスを見抜いた人(ルカ2:25-30)
20260530土曜祈祷会
聖書:ルカ2:25-30
題目:シメオン―イエスを見抜いた人
賛美:191
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
「その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。 そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。 この人が御霊に感じて宮にはいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、 シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、 「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりに この僕を安らかに去らせてくださいます、 わたしの目が今あなたの救を見たのですから。」
ルカによる福音書 2:25-30 口語訳
1。シメオンとはどんな人物か
①名前の意味
❶「聞かれる」「神が聞いてくださった」という意味。
❸レアが「主は私が憎まれているのを聞かれた」と言って名付けた名前(創世記29:33)。
❹シメオンは、神の声を聞き、また神に聞かれていた人 であった。
2。本文解説
①背景
ローマ帝国の支配下で、多くのユダヤ人は、強い王としてのメシア、
ローマを倒すメシア、ユダヤ民族を繁栄させるメシアを待っていた。
②シメオン
❶しかしシメオンは「イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた」(ルカ2:25)
❷つまり政治的解放、地位、国の繁栄ではなく、神による慰めと救いを待っていた。
③シメオンの信仰(ルカ2:25−26)
❶ 正しく敬虔な人
⑴律法を守るだけの人ではなく、神を恐れ、神を愛していた人。
❷聖霊が彼にとどまっていた
⑴旧約時代では、聖霊は特別な人にだけ一時的に与えられることが多かった。
⑵しかしシメオンは、日常的に聖霊に導かれていた。
❸メシアを見るまでは死なないという約束
⑴普通、人は死を恐れる。
⑵しかしシメオンは、神の約束を握って生きていた。
⑶信仰とは、将来を自分で支配することではなく、神の約束を信じること。
④聖霊に導かれて神殿へ(ルカ2:27−28)
❶ 「御霊に感じて」
⑴シメオンは神殿に行ったが、偶然ではない。聖霊の導きである。
⑵その日、マリアとヨセフも神殿へ行った。
❷目的は律法の遵守。
⑷初子を献げるため(出エジプト13:2)
⑸母親の出産後の清めのため(男の子は40日、女の子は80日)(レビ12章)
❸ 鳩二羽を献げた
⑴本来は羊を献げるが、貧しい家庭は鳩でよかった。
⑵つまりイエスは、裕福な王族ではなく、貧しい家庭に来られた。
❹ シメオンだけが気づいた
⑴祭司たちもいた。多くの礼拝者もいた。
⑵しかし、赤ちゃんイエスを見て、メシアだと分かったのはシメオンだった。
⑶なぜか?聖霊に満たされていたから。
❺シメオンの賛美(ルカ2:29−32)
⑴ 「もう安心して死ねます」
⑵これは絶望ではない。救いを見た者の平安である。
❻ 赤ちゃんなのに救いを見た
⑴まだ40日しか経っていない。
⑵しかしシメオンは、目に見える姿ではなく、神の約束を見た。
3。シメオンの行動
①シメオンは何をしていた人か
❶聖書には職業は書かれていない。
❷しかし分かることは、毎日神を待ち望んでいた
②祈っていた
❶聖霊の導きを受けるには、神との交わりが必要。
❷祈りとは神との対話であり交流である。
③御言葉を知っていた
❶メシア預言を知っていたから、イエスを見て悟れた。
❷自分の考えではなく、神様の思いで正しく預言を理解していた。
④聖霊に従っていた
❶「神殿へ行きなさい」という導きに従った。
4。適用
①毎日イエスと出会おう
❶聖書を通して、祈りを通して、賛美を通して、毎日イエスと交わる。
❷そうすることで、聖霊に満たされる。
❸すると、主の働きをする事ができる。
②シメオンはイエスを見抜いた。
❶律法学者たちは、知識はあったが、メシアを見抜けなかった。
❷一方シメオンは、学歴、地位、権力ではなく、聖霊によってキリストを知った。
❸だから教会に必要なのは、有名さ、人数、肩書きよりも、聖霊に従う信仰。
③聖霊のように毎日イエスに出会い、聖霊に満たされましょう。

