20260503どんな子供に育つか?(ルカ15:32)📺

20260503子ども主日礼拝

聖書:ルカ15:32

題目:どんな子供に育つか?

賛美:64、563、565

説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会

「しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである』」。」

‭‭ルカによる福音書‬ ‭15‬:‭32‬ 口語訳‬

1. どんな子供に育つ?(Slide1)

①どんな子供に育ったら、お父さんとお母さんが喜ぶでしょうか?

 ❶勉強ができて賢い子供?

 ❷健康で元気な子供?

 ❸お父さんお母さんの言う事をよく聞く子供?

②本当に嬉しいのは?

 ❶お父さんお母さんの気持ちを知っている子供。

 ❷叱られたり、嫌な事があっても、お父さんお母さんが愛している事を知っている。

 ❸それは子供が完璧な人になることよりも嬉しい。

2. お話:二人の息子

① 弟、財産を手に入れる(Slide2)

 あるところに、兄と弟の兄弟いました。兄も弟も一緒にお父さんの下で働いていました。ある日、弟はお父さんに、「私の分の財産を先に分けてください」と言いました。お父さんがまだ元気に生きているのに、なんて失礼な態度でしょう。それなのに、お父さんは兄と弟を呼んで、財産を分けてあげました。

②弟、家を出る(Slide3)

 何日かすると、弟は財産を持って家を出て行きました。きっと、お父さんや兄がいると好きなことができないと考えたのでしょう。弟は自分勝手でわがままでした。

③弟、遊んで暮らす(Slide4)

 弟は好き勝手に遊んで楽しく暮らしました。しかし、財産はすぐになくなってしまいました。

④弟、帰る決心をする(Slide5)

 とうとう食べるものもなくなりましたが、助けてくれる友達はいませんでした。弟は、田舎で豚の世話をする仕事をするようになりました。誰もしたがらない、汚くて、きつくて、くさい仕事です。しかし、食べ物をくれる人はいませんでした。そこで弟は、お父さんの家で幸せに暮らしていた時のことを思い出し、悲しくなりました。お父さんにあんな酷いことを言ってしまったけど帰ろう、と決心しました。

⑤弟、お父さんに迎え入れられる(Slide6)

 家の方に歩いていくと、遠くの方からお父さんが走ってきました。服が乱れるため、地位の偉い人たちが走るのはマナー違反です。しかし、お父さんは走ってきて、ボロボロになった弟を抱きしめました。弟は「お父さん、私は悪いことをしました。もうお父さんの息子と呼ばれる資格はありません。召使いとして雇ってください」と謝りました。

⑥お父さん、喜ぶ(Slide7)

 するとお父さんは、ボロボロの弟に、一番いい服を着せ、指輪をはめさせ、靴を履かせました。この指輪はお父さんと同じくらい偉い人だよという意味です。お父さんは家に帰るまでの短い間でも、人々から弟が馬鹿にされないようにしたのです。自分に酷いことをした弟を許して迎え入れたのです。それだけではありません。子牛の料理を用意し、家に人々を呼んでパーティーをしました。それくらいお父さんは弟が帰ってきたことを喜んだのです。

⑦兄、弟の帰りを知る(Slide8)

 そのパーティーの途中、兄が仕事を終えて帰ってきました。兄は、家の中が騒がしいので、何事か尋ねました。そして弟が帰ってきたことを聞きました。死んだと思った弟が帰ってきたのです!果たして兄はどんな反応をしたでしょうか?

⑧兄、お父さんに怒る(Slide9)

 兄は怒って家の中に入ろうとしませんでした。それに気づいたお父さんは、お客さんたちを残して、家の外にいる兄をなだめに行きました。家の主人がお客さんたちを残して出ていくのはマナー違反です。しかし、お父さんは兄のために家の外に出て行きました。兄は「何年もお父さんの言うとおりにしてきたのに、やぎの一匹もくれなかった。それなのに、遊んでお父さんの財産を使い潰した弟には子牛をあげるんですか!」と怒りました。

⑨兄、お父さんの思いを知る(Slide10)

 それに対して、お父さんは「兄はいつも私と一緒にいるし、将来私のものは全部兄のものになる。しかし、死んだと思っていた弟が帰ってきたんだ。だから喜んで祝うのは当然じゃないか」と言いました。

3。本文解説と適用(Slide10)

弟:家を出たけど戻ってきた子供

 ❶弟は父の財産を無理やりもらって、家を出た。わがまま。

 ❷しかし、苦しみの中で戻ってきて、お父さんの心を、愛を知った。

 ❸心が離れていたが、この事件を通して、お父さんと心が近づいた。

兄:家にいたけれど心が遠い子供

 ❶兄は家に残って、お父さんの言うことを聞いていい子にしていた。真面目。

 ❷しかし、弟が戻ってきて、怒りが爆発した。

 ❸近くにはいたが、この事件を通して、お父さんと心が離れていることがわかった。

お父さん:どちらも愛する父親

 ❶いい子だから愛して、悪い子だから愛さない、わけじゃない。完璧じゃなくていい。

 ❷お父さんは、弟を迎えに走り、兄をなだめに外へ出た。どちらも愛していた

 ❸「良い子」になることより、「お父さんがどちらも愛している」ことが大事。

④神様が喜ぶのは?

 ❶どんな人を喜ぶ?

  ⑴勉強ができて、運動もできて、お金をたくさん稼ぐ人?

  ⑵礼拝も奉仕も献金も聖書勉強もしっかりする人?

  ⑶そうではなく、神様の思いを知ろうとする人。

 ❷どんな聖徒を悲しむ?

  ⑴神様は私のことが嫌いなんだと思い込み、ひとりぼっちで落ち込んでいる人。

  ⑵人を傷つけたり、許そうとしない人を神様は悲しむ。

  ⑶神様は、兄弟で助け合うことを望んでいる。どちらも愛しているから。

 ❸私たちの目標

  ⑴神様の気持ちがわかる子どもになること。

  ⑵神様の人格を信じて、神様の子供として、神様に頼って生きていくこと。

  ⑶神様は兄も弟も同じように子供として愛している。

4. まとめ

①どんな子供に育つか?

 ❶ 賢い子?成功する子?良い子?完璧な子供?

 ❷一番嬉しいのは、お父さんお母さんの気持ちを知っている子供になること。

 ❸お父さんお母さんは、よくできない子供でもよくできる子供でも愛している。

②神様も同じ

 ❶弟のように離れても、神様は愛して待っている。

 ❷兄のように近くにいても心が遠いと、神様は悲しんでいる。

 ❸つらい時も苦しい時も、神様は私たちをいつも愛していることを忘れないで。

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