20260425マルタ―奉仕者に必要なもの(ルカ10:38-42)
20260425土曜祈祷会
聖書:ルカ10:38-42
題目:マルタ―奉仕者に必要なもの
賛美:449
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
「一同が旅を続けているうちに、イエスがある村へはいられた。するとマルタという名の女がイエスを家に迎え入れた。 この女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言に聞き入っていた。 ところが、マルタは接待のことで忙がしくて心をとりみだし、イエスのところにきて言った、「主よ、妹がわたしだけに接待をさせているのを、なんともお思いになりませんか。わたしの手伝いをするように妹におっしゃってください」。 主は答えて言われた、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。 しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」。」
ルカによる福音書 10:38-42 口語訳
1。マルタとは?
①イエスと深い交流のあった家
❶マルタ、マリヤ、ラザロの兄弟
❷エルサレムに近いベタニヤにある。
❸イエスの活動拠点の一つになっていた。
2。事件発生
①イエスと弟子たちが家にやってきた
❶マルタは食事の準備を一生懸命頑張った。当時の女性の一般的な姿。
❷一方マリヤは準備を手伝わないで、男たちと一緒にイエスの言葉を聞いている。
❸マリヤの態度は、当時の女性としては異質な姿。怠惰のようにも見える。
②マルタの不満が爆発
「主よ、妹がわたしだけに接待をさせているのを、なんともお思いになりませんか。
わたしの手伝いをするように妹におっしゃってください」。
❶マリヤへ向けられた不満が、注意をしないイエスに向けられた。
❷自分だけが、奉仕をさせられて不公平だという思いがある。
❸または、奉仕をしている自分が認められておらず、損をしているという思いがある。
③イエスの答え
「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。 しかし、
無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだ
のだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」。
❶マルタはイエスがマリヤをしかりつけることを期待した。
❷しかしイエスはマルタを注意した。奉仕自体が悪いわけではない。
❸しかし、忙しさに支配され、比較と不満に満ちた間違った奉仕だったから。
❹しかも、マリヤから「御言葉を聞く」という「良いもの」を奪おうとしたから。
❺ イエスの言う「なくてならぬ一つだけのもの」とは「御言葉を聞き、神を知ること」
④危険な間違った奉仕
❶マルタの奉仕には、神様よりも自分が中心になっていた。
❷神様に仕えるでもなく、人に仕えるためでもなく、自分を高めるための奉仕。
❸それは、自分の心から平安を奪い、人の心からも平安を奪うことになる。
⑤マルタの変化
「過越の祭の六日まえに、イエスはベタニヤに行かれた。そこは、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。 イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた。」
ヨハネによる福音書 12:1-2 口語訳
❶別の場面で再びマルタが登場し、同じように奉仕をしている。
❷しかし今回は何も不満を言わずに奉仕をしている。
❸弟子たちはマリヤの行動に不満を言ったが、マルタは言っていない。
❹これは、マルタ自身が変えられたことを表している。
❺奉仕内容が変わったのではなく、奉仕する姿勢が変えられた。
❻自分第一ではなく、神様を第一にした奉仕へと変えられた。
3。適用
①私たちにとって無くしてはならないものは何か?
❶奉仕でしょうか?献金でしょうか?伝道でしょうか?
❷神様との関係、御言葉を聞くこと。
❸これを失うと、奉仕は重荷になり、人と比較し、不満が生まれる。
❹そして他人の恵みさえ奪うようになる。
②神様を第一にしよう
❶そうすれば、同じ奉仕でも喜びになる。
❷比較しなくなり、感謝が生まれる。
❸マルタの問題は「奉仕」ではなく、神様よりも奉仕を優先したことだった。
❹そしてマルタは、御言葉によって心が整えられたと考えられる。
③御言葉の上に立てられた奉仕が大切
❶奉仕は大切。しかし、神様を知ること以上に大切なものはない。
❷御言葉で神様との関係を築くことを大切にして。
❸その上で、私たちは、感謝に溢れる奉仕者になることができる。

