20250827関係を楽しむ(雅歌4:7-9)

20250827水曜礼拝

聖書:雅歌4:7-9
題目:関係を楽しむ
賛美:439、キリストの花嫁

説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会


【導入:関係を楽しみましょう】

「関係を楽しみましょう(관계를 즐깁시다)」という言葉から始めたいと思います。

まず、次のような問いを考えてみましょう。

夫はラーメンを食べたい、妻はうどんを食べたい。このとき正しい夫婦関係はどれでしょうか。
①二人でラーメンを食べに行く
②二人でうどんを食べに行く
③別々に分かれて食べに行く

答えは「一緒に同じものを食べに行くこと」です。ただし、嫌々では意味がありません。片方が食べたいものを、もう片方も喜んで共に食べることが大切です。たとえ自分が苦手でも、相手が好きだから自分も好きになりたいと思う、その心が重要です。

つまり、何よりも大切なのは「共にする関係」を第一にしているかどうかなのです。


1.雅歌に見る新郎と新婦の関係

(1)雅歌とは何か

雅歌は「Song of Songs(歌の中の歌)」、つまり最も優れた歌という意味を持ちます。
「Lord of Lords(主の主)」「King of Kings(王の王)」「Holy of Holies(至聖所)」と同じく、最上級を表す表現です。

雅歌は、新郎と新婦、つまり夫婦関係を歌った書です。
親子関係は一時的ですが、夫婦関係は生涯続きます。

ラビ・アキバは「雅歌は最も聖なる書である」と言いました。
結婚していなくても、良い夫婦関係を学ぶことは信仰生活に大きな助けとなります。


(2)夫婦はお互いの人格を楽しむ関係

7節にはこうあります。
「あなたのすべては美しく、なんの汚れも見られない」

新郎は新婦のすべてを愛しています。
1〜5節では、新婦の外見を目から順に見ていきます(目→髪→歯→唇→頬→首→胸)。
視線が胸ではなく目から始まるのは、新郎が新婦の人格を見ているからです。

また、新婦の美しさを自然や建物にたとえて表現しています。
それは、この世のすべての美しさを新婦の中に見ているということです。

「汚れがない」とは、新婦に欠点がないという意味ではありません。
実際には彼女は日焼けした田舎の娘です。しかし、新郎の愛の視線によって、すべてが美しく見えるのです。


(3)夫婦は人生を共にすることを楽しむ関係

8節では、新郎が新婦にこう呼びかけます。
「私と一緒に来なさい」

レバノンは新婦の故郷であり、慣れ親しんだ場所です。
しかし新郎は、危険な獅子や豹のいる山を越えてでも、自分のもとに来てほしいと願っています。

ここで重要なのは、「どこにいるか」ではなく「誰といるか」です。
故郷を離れてでも、危険な道を通ってでも、共にいることが最も大切なのです。

さらに、レバノンは物質的には豊かですが、霊的には良くない場所でもあります。
新郎は新婦をそこから救い出そうとしているのです。


(4)夫婦は二人だけの時間を楽しむ関係

9節ではこう語られます。
「あなたはただ一目で、わたしの心を奪った」

新郎は、新婦のほんの一部を見るだけで心を奪われています。
それほど深く愛しているということです。

ここには、二人だけの親密な時間があります。
夫婦関係において、二人きりの関係は神に祝福されたものです。

また、「心を奪われた」とは、自分の心が相手のものになったという意味です。
夫婦は互いに自分を相手に捧げる関係であり、自己中心では成り立ちません。


(5)まとめ:聖書的な夫婦関係

聖書における正しい夫婦関係とは次の三つです。

  • お互いの人格を楽しむ
  • 人生を共にすることを楽しむ
  • 二人だけの時間を楽しむ

2.イエスと私たちの関係

この夫婦関係は、キリストと私たちの関係を表しています。


(1)イエスの人格を楽しんでいるか

イエスは神でありながら、人となり、十字架で死なれました。
その愛によって、私たちは美しいとされたのです。

それほどまでに私たちを愛してくださるイエスの人格を、私たちは本当に大切にしているでしょうか。

祈りは一方的な要求ではなく、人格的な対話です。
夫婦関係のように、相手を知り、交わることが必要です。


(2)イエスと人生を共にすることを楽しんでいるか

イエスは「世の終わりまで共にいる」と約束されました。
そして私たちに伝道という使命を与えました。

その道は決して楽ではありませんが、イエスが共におられます。
私たちはその人生を喜んで歩んでいるでしょうか。

義務としてではなく、喜びとして歩むことが大切です。


(3)イエスと二人きりの時間を楽しんでいるか

イエスご自身も、人々から離れて祈る時間を持っておられました。
それは神の声を聞くためです。

私たちは忙しさの中で、神との時間を後回しにしていないでしょうか。
本当に愛すべき方との時間を大切にしているでしょうか。


(4)信仰生活の本質

正しい信仰生活とは次の通りです。

  • イエスの人格を楽しむ祈り
  • イエスと共に歩む人生を喜ぶこと
  • イエスと二人きりの時間を持つこと

3.結論

夫婦関係を楽しむように、信仰生活も楽しむことができます。

私たちは、 

キリストとの関係を喜び、楽しむ花嫁として生きていきましょう。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です