20260411タダイ―信じるものに現れる(ヨハネ14:22-24)
20260411土曜祈祷会
聖書:ヨハネ14:22-24
題目:タダイ―信じるものに現れる
賛美:445
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
「イスカリオテでない方のユダがイエスに言った、「主よ、あなたご自身をわたしたちにあらわそうとして、世にはあらわそうとされないのはなぜですか」。
イエスは彼に答えて言われた、「もしだれでもわたしを愛するならば、わたしの言葉を守るであろう。そして、わたしの父はその人を愛し、また、わたしたちはその人のところに行って、その人と一緒に住むであろう。
わたしを愛さない者はわたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉は、わたしの言葉ではなく、わたしをつかわされた父の言葉である。」
ヨハネによる福音書 14:22-24 口語訳
1。タダイ
①タダイは聖書の中ではほとんど語られない弟子だが、実は重要な人物
❶タダイ:胸、心という意味がある。
❷ヤコブの子ユダとも言われる。
❸裏切り者ではない、もう一人のユダ
②特徴
❶イエスの弟子である。
❷しかし、目立った働きがない、奇跡の記録もない
❸一箇所だけ発言が残されている。
2。本文解説
①「なぜ私たちには現れ、世には現れないのですか?」
❶「神様が本当におられるなら、なぜもっとはっきり現れないのか。」
❷奇跡を見せてくれれば信じるのに、世界中の人に見える形で現れてくれればいいのに
❸タダイだけでなく、イエスの兄弟達、弟子達も同じ疑問を持っていた。
②弟子たちはこう考えていた
❶メシアは世界に現れる、王として支配する、誰もが認める存在になる
❷つまり「見える形で現れるはずだ」
③イエスの教え(14:23)
❶「わたしを愛する人は、わたしのことばを守る」
❷「父もその人を愛し、その人のところに来て住む」
❸神は強制的に、外から、誰にでも現れるのではなく愛と従順の中に現れる。
❹つまり、「見れば信じる」ではなく、信じる者に現れる、ということ。
④タダイの学んだこと
❶「信仰とは見ることではなく、関係である」
❷啓示は全ての人に平等に現れるが、関係は神を愛する者にだけ与えられる。
3。適用
①「見せてくれたら信じる」は危険
❶私たち「神様、奇跡を見せてください。そうしたら信じます」
❷しかしイエス様は逆を言われます。「信じる者に現れる」
❸信仰は条件付きではない。信仰は関係の中で深まる。
② 静かな信仰を大切にする
❶タダイは有名ではありまペテロのように語らない、ヨハネのように書かない。
❷しかし、他の弟子達のように最後まで従った。
❸神様はこういう人を用いられる。
❹伝承ではペルシャで熱心党のシモンと一緒に殉教した
③ 神は今も現れておられる
❶心に、 御言葉の中に、従う歩みの中で見える。
❷見えないのではなく、見える場所が違う。
❸信じて歩むときに見えてくる。
4。まとめ
①タダイの問いは、私たちの問いである。
❶「なぜ神ははっきり現れないのか」
❷しかしイエスは答える。
❸「わたしを愛し、従う者に、わたしは自分を現す」。
❹神は、求める目ではなく、愛する心にご自身を現される。
❺見て信じるのではなく、信じてみると、見えるようになる。

