20260330人々の無理解(ルカ19:41-44)📺

20260330特別早天祈祷会

聖書:ルカ19:41-44

題目:人々の無理解

賛美:154、151

説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会

「いよいよ都の近くにきて、それが見えたとき、そのために泣いて言われた、

「もしおまえも、この日に、平和をもたらす道を知ってさえいたら………しかし、それは今おまえの目に隠されている。

いつかは、敵が周囲に塁を築き、おまえを取りかこんで、四方から押し迫り、

おまえとその内にいる子らとを地に打ち倒し、城内の一つの石も他の石の上に残して置かない日が来るであろう。それは、おまえが神のおとずれの時を知らないでいたからである」。」

‭‭ルカによる福音書‬ ‭19‬:‭41‬-‭44‬ 口語訳‬

1。 本文解説(ルカ19:41–44)

①41節

 ❶イエスはエルサレムを見て「泣かれた」とあります。

  ⑴ここでの「泣く」は、静かな涙ではなく、声をあげて嘆くほどの深い悲しみです。

 ❷なぜそこまで嘆かれたのでしょうか?それは、人々の無理解です。

  ⑴人々はイエスを歓迎していました。

  ⑵しかし実際はローマから解放してくれる王としてて、

  ⑶自分たちを楽にしてくれる存在としての期待でした。

 ❸けれどイエスは、罪からの救い、神との和解を与えるために来ました。

  ⑴イエスを見てはいるけど、まったく違う理解をしていたのです。

②42節

 ❶「平和のことを知っていたなら」

  ⑴人々は平和を求めていたのに平和の道を理解していなかったのです。

  ⑵つまりイエスが泣いたのは、単に自分が理解されずに悲しいからではありません。

  ⑶人々が理解せず、滅びの道に行ってしまうことが悲しかったからです。

③43–44節

 ❶エルサレムの未来が語られます。

  ⑴これは実際に紀元70年、ローマ軍によって起こります。

  ⑵その悲惨さは歴史に残るほどです

   都は完全に包囲される

   食べ物がなくなり、飢餓が広がる

   親が子どもを食べるほどの極限状態

   最後には町も神殿も徹底的に破壊される

 ❷「石が崩されて他の石の上に残らない」という言葉通りの出来事です。

  ⑴では、なぜここまでの悲劇が起こるのか。

  ⑵イエス「神の訪れの時を知らなかったから」

⑶つまり、救い主が目の前にいたのに理解しなかった

⑷この無理解が滅びにつながるのです。

 ❸だからイエスは泣かれました。

  ⑴それは、都市の滅びを見ているからではなく

理解しようとしない人々の心を見ているから

3。 適用

イエスは理解されないつらさを知っておられる

 ❶人に理解されずに苦しむことがないでしょうか

  ⑴一生懸命やっているのに伝わらない

  ⑵善意が誤解される

  ⑶本当の思いを分かってもらえない

 ❷これはとても「しんどい」ことです。

⑴なぜなら、人は「理解されることで生きる力を得る存在」だからです。

 ❸しかしイエスはその苦しみをすでに経験しておられます。

  ⑴愛していたのに理解されなかった

  ⑵救おうとしたのに誤解された

  ⑶真理を語ったのに受け入れられなかった

⑷ その結果、イエスは涙を流されました。

 ❹イエスは、私たちの無理解を知っておられるだけでない。

  ⑴私たちが「理解されずに苦しんでいること」も知っておられる

  ⑵だから今日、誰にも言えなかったその思いを、神様に打ち明けて下さい。

⑶分かってもらえなかったこと、誤解されたこと、心が傷ついたこと。

全部そのまま神様に持っていって下さい。

 ❺イエスは涙を流してくださる。

  ⑴私たちは、理解されないときに心を閉ざしてしまいます。

  ⑵しかしイエスは違います。涙を流してくださる方です。

3。まとめ

①イエスは人々に理解されずつらい思いをしました。

②イエスは人々が自分を理解できないことを知っています。

③しかし、私たちが理解されずに苦しんでいる思いも知っています。

④そして私たちにとっての慰めはこれです。

 イエスは、理解されない苦しみを知っておられる方である

⑤だから今日、人に理解されず苦しんだこと、心に溜めている思い

 それを神様に打ち明けましょう。イエスさまはあなたのために涙を流して下さいます。

→この苦難週間の祈りの中で、私たちの理解されず傷ついた傷が癒やされますように。

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