20251228忠実さに感謝(1コリント15:58)
20251228敬虔会
聖書:1コリント15:58
題目:忠実さに感謝
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
聖書本文
「だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。」(Ⅰコリント15:58)
1.神は「結果」よりも「忠実さ」を見ておられる
パウロはこの箇所で、「成功しなさい」とも「成果を出しなさい」とも語ってはいません。
彼が語っているのは、「堅く立ち、動かされず、主のわざに励みなさい」ということです。
私たちはつい、目に見える結果や人からの評価、成功か失敗かという基準で物事を判断してしまいます。しかし、神様の関心はそこにはありません。
神は、「結果」よりも「過程」を見られます。外側よりも「中身」を、能力よりも「態度」を見ておられるのです。
(1)パリサイ人の問題は「忠実さの方向」
パリサイ人たちは、聖書をよく学び、毎週会堂に通い、人々から尊敬されていました。一見すると非常に熱心で、忠実な信仰者のように見えます。
しかし、イエス様は彼らを厳しく戒められました。なぜなら、彼らは神に忠実だったのではなく、自分自身の欲望に忠実だったからです。
彼らには知識はありましたが、その態度は神に向いていませんでした。中心にあったのは神ではなく、自分自身だったのです。
(2)大阪中央教会が大切にしている価値
私たちの教会が大切にしているのは、「結果よりも過程」です。
たとえ失敗したとしても、やり直そうとする心が大切です。たとえうまくできなかったとしても、その人の態度こそが重要です。
神様は、「どれだけできたか」ではなく、「誰に向かって歩んだか」を見ておられるからです。
(3)方向が正しければ、労苦はむだにならない
大切なのは、忠実さの「方向」です。
たとえ結果が見えなくても、人に評価されなくても、神に向かって歩む忠実な歩みは、必ず覚えられています。
聖書が約束している通り、主にあっての労苦は決してむだになることはありません。
2.イエスご自身が「忠実さ」を生きられた
イエス様ご自身が、この「忠実さ」を完全に生きられたお方です。
イエス様は、人間的に見れば別の選択をすることもできました。しかし、常に神から与えられた使命に忠実であり続けました。
「わたしが天から下って来たのは、自分の思いを行うためではなく、わたしを遣わされた方のみこころを行うためです」(ヨハネ6:38)とある通りです。
イエス様は、自分の考えや感情ではなく、父なる神の御心に従って生きられました。その道は十字架へと続く苦しみの道でしたが、最終的には神によって復活の栄光へと変えられました。
(1)私たちへの招き
だからこそ、私たちも神様への忠実さを大切にしていきましょう。
たとえ結果が出なくても、失敗があっても、人に理解されなくても構いません。神の御言葉に忠実であるなら、その歩みは決してむだにはならないからです。
今日も主は私たちに問いかけておられます。
「あなたは何を成し遂げたか」ではなく、「誰に忠実であったか」を。
3.まとめ
私たちが歩むべき道は、結果を追い求める道ではなく、神に忠実に歩む道です。
その歩みの中にこそ、主の確かな恵みがあります。
神に忠実に生きることができる恵みを覚え、心から感謝して歩んでいきましょう。

