20240219兵士の基準(申命記20:1-9)
20240219早天祈祷会
聖書:申命記20:1-9
題目:兵士の基準
讃美:353
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
聖書朗読:申命記20章1〜9節
1節
あなたが出て行って敵と戦おうとするとき、
馬や戦車、そしてあなたより多い民を見るとしても、
彼らを恐れてはならない。
エジプトの地からあなたを導き出した
あなたの神、主が、あなたと共におられるからである。
(発音)
ネガ / ナガソ / ジョッグンガ / ッサウリョ / ハルッテエ / マルガ / ビョンゴワ / ベッソンイ
ノボダ / マンフムル / ボルジラド / グドゥルル / ドゥリョウォハジ / マルラ / エグッタンエソ
ノル / インドハヨ / ネシン / ネーハナニム / ヨホワケソ / ノワ / ハムケ / ハシヌニラ
2〜4節
戦いの場に近づくと、祭司が民の前に進み出て語り、こう言う。
「イスラエルよ、聞け。あなたがたは今日、敵と戦おうとしている。
心におじけるな。恐れるな。震えるな。彼らの前で慌てふためくな。
あなたがたの神、主が、あなたがたと共に行き、
あなたがたのために敵と戦い、あなたがたを救われるからである。」
5〜9節
ついで役人たちは民に告げる。
「新しい家を建てて、まだ奉献していない者はいるか。その者は家に帰れ。
戦死したら、他の者が奉献することになるからである。
ぶどう畑を作って、その実をまだ食べていない者はいるか。その者は家に帰れ。
婚約したが、まだ結婚していない者はいるか。その者は家に帰れ。
戦死したら、他の者がその女を妻にすることになるからである。」
さらに役人たちは言う。
「恐れて心の弱くなっている者はいるか。その者は家に帰れ。
そうしないと、その兄弟たちの心までくじけてしまうからである。」
こうして民に語り終えると、
軍の指揮官たちが民の先頭に立つ。
1.本文解説:旧約における「兵士の基準」
① 敵が多くても恐れてはならない
申命記20章は、戦争に出て行く兵士たちに向けて、
神様がはっきりとした基準を示している箇所です。
- 戦うのは神様ご自身である
- 勝利を与えるのも神様である
- 人間は、ただ神様と共に行くだけである
数の多さや軍事力は、勝利の決定要因ではありません。
② 弱い心の者は帰りなさい
― この世への未練を持ってはならない ―
神様は、戦いに出る前に次のような人々を帰らせるよう命じました。
- 家を建てたが、まだ奉献式をしていない者
- ぶどう畑を作ったが、まだその実を味わっていない者
- 婚約はしたが、まだ結婚していない者
これは単なる配慮ではなく、
この世に未練を残したままでは、神の戦いに参加できない
という霊的原則を示しています。
③ イスラエルは、戦車や馬を誇るのではなく、主を誇る
- 神様は、恐れている者を無理に戦わせない
- 例:ギデオンの時も、恐れている者は帰らせた
- 神様の奇跡を体験できるのは、
何も持たなくても、大胆に従う者である- 例:ヨシュアの時のエリコの城壁
- 大切なのは、持っている物ではなく心の状態である
神様は、人間が再現可能な方法ではなく、
再現不可能な不思議な方法を用いられます。
それは、私たちが自分の力ではなく、
主に頼る心を持つことを願っておられるからです。
④ 戦争は悪なのか?
- 聖書の基本概念では、殺人は罪であり、
戦争は人間の罪の結果である - しかし旧約では、神様はイスラエルに戦争を命じられた
- 新約では、パウロが軍隊用語を用いて信仰を説明している
- エパフロデトを「戦友」と呼んでいる(ピリピ2:25)
- 神の武具(兜、盾、剣)について語っている(エペソ6:10–20)
→ 私たちは、神の兵士である
2.新約聖書における「兵士の基準」
① 恐れるな
- イエスは言われた。
「体を殺しても魂を殺せない者どもを恐れるな。
むしろ、体も魂も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい」
(マタイ10:28) - この世のものを恐れるのは、
神様を完全に恐れていない証拠である - 人を恐れると、必ず罠にかかる
- 例:カナンの地を偵察したスパイたち
② 未練があってはならない
- イエスが「わたしに従いなさい」と言われたとき、
- 「父を葬らせてください」
→ 死ぬまで父の世話をしたいという意味 - 「家に別れを告げに帰らせてください」
- 「父を葬らせてください」
- イエスは言われた。
「鋤に手をかけてから後ろを見る者は、
神の国にふさわしくありません」 - イエスと自分との間に、
どんな関係も割り込ませてはならない - この世への未練は、
神の国に入る機会を逃すことになる
③ 主を誇りなさい
- パウロは言う。
「誇る者は主を誇れ」と書いてある通りである
(Ⅰコリント1:31) - 自分の知恵や力ではなく、
主のうちにあることを誇るのが神の国の民である - 教会の中に誇るものがあるなら、取り除くべきである
- 例:新会堂、パイプオルガン
- キリストの十字架以外に誇るものがあるなら、
それは私たちの救いの妨げになる
3.まとめ:神の兵士としての基準
① 恐れるな
- 人を恐れるなら、それは神様を完全に恐れていない証拠である
② 未練をなくしなさい
- この世への未練は、神の国に入る機会を失わせる
③ 主を誇りなさい
- 主以外に誇るものがあるなら、それは救いの妨げになる

