20240221人を動かす神様(エズラ6:13-15)
20240221水曜祈祷会
聖書:エズラ6:13-15
題目:人を動かす神様
讃美:205、215、386、390
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
聖書朗読:エズラ記6章13〜15節
ダリヨス王がこう言い送ったので、川向こうの州の知事タテナイ、およびセタル・ボズナイとその同僚たちは心してこれを行った。
そしてユダヤ人の長老たちは、預言者ハガイおよびイドの子ゼカリヤの預言によって建て、これを成し遂げた。
彼らはイスラエルの神の命令により、またクロス、ダリヨス、そしてペルシャ王アルタシャスタの命によって、これを建て終えた。
この宮は、ダリヨス王の治世の第六年、アダルの月の三日に完成した。
ここには、クロス王、ダリヨス王、アルタシャスタ王、タテナイ、ゼルバベル、ヨシュア、ハガイ、ゼカリヤなど、
多くの人の名前が登場します。
しかし、この神殿が完成したのは、人の力によってではありません。
これらの人々を動かされた神様の力によって、神殿は完成したのです。
0.導入:人類初の動力飛行機の発明
① サミュエル・ラングレー(Slide1)
サミュエル・ラングレーは、飛行機発明の最有力候補でした。
- 陸軍から5万ドルの資金提供:十分なお金
- ハーバード大学の助手:十分な知識
- スミソニアン博物館館長:十分な人脈
- ニューヨーク・タイムズの取材:十分な認知度
② ライト兄弟
一方、ライト兄弟はまったく正反対でした。
- 自転車屋を経営、父は牧師:不十分なお金
- 兄は高校中退、弟は高卒:不十分な知識
- 田舎で孤立した生活:不十分な人脈
- 関心を示した人は5人だけ:不十分な認知
③ 結果
- 飛行機を完成させたのは、ライト兄弟
- ラングレーが諦めた9日後に、ライト兄弟は成功
- ラングレーはグレン・カーチスと手を組み、妨害に回る
- 当時のアメリカでは、ライト兄弟は「嘘つき」とされ、ラングレーが評価された
しかし最終的に歴史に名を残したのは、ライト兄弟でした。
- 大義のために戦った者の名は残る
- 富と名声のために戦った者の名は忘れられる
人の義のために生きた人以上に、
神の義のために生きた人は、神様に覚えられるのです。
1.神殿建築の歴史
① 帰還の始まり
― ゼルバベルと大祭司ヨシュア(Slide2)
- クロス王の支援によって神殿建築が始まった
- お金もあり、人脈もあった
- 民は「一人の人のように」エルサレムに集まった(3:1)
しかし、神様の働きには必ず妨害が起こります。
② サマリヤ人による妨害
❶ 仲間を装った妨害
サマリヤ人は近づいてきて、こう言いました。
「私たちも一緒に建てさせてください。私たちもあなた方の神を求めています。」
しかし、その心は正しくありませんでした。
❷ 捕囚前のユダヤ人と同じ心(Slide3)
「彼らは主を恐れながら、同時に自分たちの神々にも仕えていた」
(列王記第二17:33)
ゼルバベルたちは、
ユダヤ人がなぜ捕囚に遭ったのかを学び、よく理解していました。
❸ 本性を現した妨害
断られると、サマリヤ人は本性を現し、
- 脅迫
- 嘘の密告
によって工事を妨害しました。
- 工事は15年間中断
- クロス王、カンビュセス王の死
- ユダヤ人たちは諦め、自分たちの生活に忙しくなった
一見すると、妨害は成功したかのように見えました。
③ 神様による工事再開(BC520)(Slide4)
❶ 預言者ハガイ
ハガイはサマリヤ人ではなく、ユダヤ人自身を叱責しました。
「この宮が廃れているのに、
あなたがたは板張りの家に住むことが正しいのか」
(ハガイ1:4)
- 神様を第一にしなかった問題を指摘
- 種を蒔いても実りがない理由を考えさせた
❷ 預言者ゼカリヤ
- ゼルバベルに対して「権勢によらず、能力によらず、わたしの霊による」
(ゼカリヤ4:6) - 「大いなる山も平地となる」(4:7)
- ヨシュアに対して
- 王冠を被せ、王と祭司が一つになる預言
- メシア到来の約束
❸ 総督タテナイ
- 元々は神殿建築の妨害者
- しかし真実を求め、王に手紙を書いた
- その誠実さを通して、妨害者から支援者へと変えられた
❹ ダリヨス王
- 簒奪者でありながら、クロスの勅令を尊重
- 妨害を禁じるだけでなく、王室財産から建築費を支給
???? 神様が人々の心を動かされた
④ 神殿完成(BC515)
- BC520:工事再開
- BC515:神殿完成
神殿完成と共に、
- 礼拝が回復
- 過越の祭りが回復
- 傍観者だった人々が、礼拝者へと変えられた
⑤ この出来事から分かること
- 人を動かすのは人ではなく、神様である
- 神様が人を動かすのは、ご自身の計画のためである
- 神様の計画は必ず達成される
私たちは主役ではありません。
私たちはただ、神様の働きに参加するだけでよいのです。
2.イエス様の教え
① 人を動かすのは神様である(マタイ17:20)
- 問題は弟子たちの能力不足ではない
- 信仰とは、神様を
王として、主人として、新郎として信頼すること
信仰によって私たちが偉くなるのではなく、
私たちを通して神様が栄光を受けられるのです。
② 神様が人を動かす理由(エペソ1:11–12)
- 私たちが選ばれたのは、
神様の栄光をほめたたえるため - 自分を誇る祈りは聞かれない
しかし、
陰険な私たちを変えられた神様は、
今の敵の心も変えることができるのです。
③ 神様の計画は必ず達成される(ピリピ1:20–21)
- 生きてもキリストの栄光
- 死んでもキリストの栄光
クリスチャンの人生では、
失敗も成功になります。
3.結論
① 人を動かすのは人ではなく神様
② 神様が人を動かすのはご自身の計画のため
③ 神様の計画は必ず達成される
私たちがこの世ではなく神様に従って生きるとき、
反対者が跪き、傍観者が礼拝者に変えられる姿を見ることができます。

