20231224ミデアン人の企み(民数記25:1-13)
20231224早天祈祷会
聖書:民数記25:1-13
題目:ミデアン人の企み
讃美:406
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
1. 本文解説
① ペオル事件
- イスラエルはシッティムに滞在していました。
- 力で対抗できないと考えたミデアン人は、イスラエルを内部から破壊しようと計画しました。
- モアブの娘たちとの性的関係が横行し、ペオルのバアル崇拝(モアブ人の神ケモシュ)にイスラエルが巻き込まれました。
- 神は怒り、関係者を裁くよう命じ、疫病により24,000人が死亡しました。
② ゴスビ事件
- シメオン族の長の息子ジムリが、ミデアン人の長の娘ゴスビを連れ込みました。
- 当時、二大権力者を誰も止められない中、ピネハスは槍を持ち二人を突き刺しました。
- その結果、疫病は止まり、ピネハスの子孫は大祭司の家系となりました。
- ※ピネハスはヨシュア記22章でも活躍し、ヨルダン川向こう側の内部分裂を防いでいます。
③ 顛末
- 神は原因となったミデアン人に復讐するよう命じました。
- 民数記31章では、ピネハスがミデアンの五人の王とバラムを殺しました。
- バラムの策略がイスラエルを滅ぼそうとしたことが明らかになりました。
④ 雑婚による内部破壊
- 歴史的に、異邦人との結婚はイスラエルに混乱をもたらしてきました。
- 信仰者も未信者との結婚は慎重であるべきです。
- パウロも「不信者と釣り合わないくびきを共にしてはいけない」と教えています(2コリント6:14)。
⑤ ピネハスの行動は善か悪か?
- ジムリとゴスビの失敗は包み込むべきではなかったか?
- 神はピネハスの残酷な行動を評価しました。
- 大切なのは、神の立場に立って行動するかどうかです。
例:
- 教会に多額の献金をする長老の息子と、一流企業の娘が教会で悪事を働いた場合。
- 教会を援助する人々がいなくなることを恐れて、人々が動けなくなることがあります。
- エリとその二人の息子の話では、個人の生活を守るために正しいことを言えなかった結果があります。
2. イエスとの関係から学ぶ
- 「私の肉を食べ、血を飲みなさい」(ヨハネ6章)
- 血は命であり、レビ記17章では食べてはいけないと定められていました。
- 多くの人々がイエスを罵り、離れていきました。
- 世の目で見れば失言のようでも、神の目では必要な行為でした。
- ピネハスの行動も同様に、神の栄光のために行われた行為です。
ポイント:
- 大切なのは、神の栄光のために行動しているかどうか。
- 結果は神が用意するものであり、人を恐れてはなりません。
- たとえ失敗する選択をしても、神が喜ぶことであれば結果は神が整えます。
3. とある教会での実例
① 1人の厄介な人
- 許し愛し続けた結果、世話をする人々が疲れ、教会から離れていきました。
- この一人のために他の人が犠牲になる状況は不公平でした。
- その人が教会を出れば他に行く場所はありますが、世話をする人々も他でやっていける。
- 私たちは、この人を見捨てることなく神の働きに委ねる必要があります。
② 神様は今も働いている
- 教会に人を集めることが目的ではありません。
- 集めた人を送り出すことが教会の使命(大宣教命令)です。
- 1人にこだわるあまり、宣教の役割を忘れてはいけません。
- 結果は神が用意し、私たちは神に従って行動するだけです。
4. まとめ
- ミデアン人の誘惑
- 性的誘惑によって内部破壊を試みました。
- 教会や信仰者も、外敵ではなく内部から崩れやすいということです。
- ピネハスの行動
- 二人を殺しました。
- ときには、神の栄光のために残酷な決断も必要です。
- 行動の基準
- 何をしたかより、なぜそうしたかが重要です。
- 神の栄光のために選択することは、神の国の民にとって必須です。
- 人ばかり見ず、神が働かれていることを信じ、その働きに参加することを忘れないでください。

