20260516ザカリヤ―自分の秤を下ろす時(ルカ1:18)
20260516土曜祈祷会
聖書:ルカ1:18
題目:ザカリヤ―自分の秤を下ろす時
賛美:182
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
1。ザカリヤ
①アロンの家系に属する祭司
❶アビヤ組の祭司:伝統的な家系
❷義人としての評価:夫婦で長年、神様に忠実に仕えてきた人物
「ふたりとも神の前に正しく、主のすべての戒めと定めを落ち度なく歩んでいた」(ルカ1:6)
❸報われない現実:高齢になっても子供がいなかった。社会的恥辱があった。
→忠実に生きていけばいくほど、自分の現実がそれにふさわしくならない苦しみ。
2。神殿での出来事 ― 一生に一度の奉仕
①香を焚く奉仕
❶祭司にとって、一生に一度あるかないかの名誉。
❷その最も神聖な瞬間に、天使ガブリエルが現れる。
「あなたの祈りは聞き入れられた。あなたの妻エリサベツは男の子を産む。」
❸これは長年の祈りへの応答と考えられる。
②ザカリヤの反応
❶どうして?と聞いた。
「私は老人ですし、妻も年をとっています。どうしてそのことが分かるでしょうか」
❷神様の約束を自分の現実の測りで測ろうとした。
❸神様より、経験を、年齢を、常識を優先した。
→神の秤ではなく、自分の秤で神を判断した
③忠実なザカリヤの不信仰
❶ザカリヤは不信者ではなく、長年神様に仕えてきた祭司
❷長い苦しみの中で、祈りが「期待」ではなく「諦め」に変わっていた可能性がある。
❸祈ってはいた。しかし本当に起こるとは思っていなかった。
→長年祈っても現実が変わらないと「神は本当に働かれるのか?」と、自分の秤で測る。
④ガブリエルの反応
❶ザカリヤの口を閉ざした。
「あなたは私の言葉を信じなかったので、そのことが起こる日まで話せなくなる」
❷これは単なる罰ではなく、沈黙の訓練でもあった。
❸沈黙の中でザカリヤは自分ではなく、神様の言葉、計画、秤に従うことを学んだ。
⑤聖霊に満たされたザカリヤ
❶ヨハネ誕生後、聖霊に満たされた。
「ザカリヤは聖霊に満たされて預言した」(ルカ1:67)
❷不信から始まった人が、聖霊に満たされる者へと変えられた。
❸自分ではなく、神様を基準に置くことができた証。
6。適用
①自分の秤を下ろし、神様の秤で生きていきましょう。
❶神様を自分の常識に合わせることではなく、自分を神様の御心に合わせる信仰。
⑴どうして、祈りが叶わないのか、報われないのか、苦しみが続くのか?から
神様は何をなされようとしていのか?に考えを変えよう。
⑵そのために祈り続けよう。
⑶私たちはわかってはいるけど、できない。
❷ザカリヤのように訓練中の人を見守ろう。
⑴ザカリヤのように忠実に生きるほど、現実とのギャップに苦しむことがある。
⑵10代のマリヤのような人もいれば、70歳のザカリヤのような人もいる。
⑶問題は年齢ではなく、どの秤で生きるか。ザカリヤも最後には神様を賛美した。
❸自分の秤は握りしめるほど苦しい
⑴理由1:世の中では自分の秤で測れないものが多いから。
⑵理由2:その測れないものを無理に測ろうとするから。
⑶理由3:神様の与えるものが大きすぎて、神様との関係が難しくなる。
例)体重計でトン単位の取引をする商売人
❹神様の秤で生きる人
⑴測れないものがない。
⑵神様に任せて、無理に測ろうとする必要がない。
⑶神様への信頼が強くなり、関係を通して安心する。
→「自分の秤では神様を測れない。神様の秤を受け入れる時、人生は賛美へ変わる。」

