20230626家畜への疫病(出エジプト9:1-7)
20230626早天祈祷会
聖書:出エジプト9:1-7
題目:家畜への疫病
賛美:342番
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
Ⅰ.聖書朗読(出エジプト9:1–7)
主はモーセに言われた。
「パロのところに行き、彼に告げなさい。
『ヘブル人の神、主はこう言われる。
わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。
もしあなたがそれを拒み、彼らをなおも引き止めるなら、
主の手が野にいるあなたの家畜、すなわち馬、ろば、らくだ、牛、羊の上に臨み、
非常に激しい疫病が起こる。
しかし主は、イスラエルの家畜とエジプトの家畜を区別される。
イスラエルの子らに属するものは、一つも死なない。』
主はまた時を定めて言われた。
『明日、主がこのことをこの地で行う。』
翌日、主はこのことを行われた。
エジプトの野にいる家畜はすべて死んだが、
イスラエルの子らの家畜は一つも死ななかった。
パロは人を遣わして確かめさせたが、
イスラエルの家畜は一つも死んでいなかった。
それでもパロの心は頑なで、民を去らせなかった。」
Ⅱ.本文解説
1.神は同じ命令を繰り返される(1節)
主は再びパロに向かって、
「わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい」
と語られました。
▶ 神の姿勢
- 神様はご自分の計画の中で、決して妥協されません。
- だからこそ、私たちも信仰生活において妥協してはなりません。
2.拒むなら結果がある(2節)
「もしあなたが拒んで、彼らを引き止めるなら」とあるように、
ここには明確な条件が示されています。
▶ 神の憐れみ
- 神様はどんな人にも、悔い改めのチャンスを与えられます。
- しかし、その招きを拒み続けるなら、結果が伴います。
3.第五の災い:家畜への疫病(3節)
第五の災いは、家畜への死に至る疫病でした。
▶ 災いの特徴
- どのような病気かは明確ではありませんが、非常に激しい疫病です。
- 馬・ろば・らくだは、軍事・物流・経済の要でした。
- 牛や羊は、エジプトで神聖視されていた存在です。
- 牛の神:エイピスブル、ムネヴィス
- 羊の神:ノム
→神様は、エジプト人が頼り、拠り所としていたものを打たれました。
4.明確な区別(4節)
主はイスラエルの家畜とエジプトの家畜を区別されました。
▶ ここでのポイント
- 第4の災いと同様に、神様ははっきりと区別されます。
- 神の側に立つ者と、立たない者との差が明確に示されました。
5.「明日」という猶予(5節)
主は「明日、このことを行う」と、期限を与えられました。
▶ 神の配慮
- 神様は人に自由意志を用いる時間を与えられます。
- それでも人が悔い改めないなら、御言葉は実行されます。
6.実行された神の言葉(6節)
翌日、主は語られた通りに行われました。
▶ 全滅ではない理由
- 今回死んだのは、野にいたエジプトの家畜です。
- 家の中にいた家畜は生き残りました。
- その生き残った家畜も、第7の災い(雹)で打たれます。
→人の目には段階的に見えますが、神の計画は一貫して進んでいます。
7.見ても悔い改めないパロ(7節)
パロは人を遣わし、
イスラエルの家畜が一つも死んでいないことを確認しました。
▶ それでも変わらなかった理由
- 彼は目で見ても信じない人でした。
- 奇跡を見て気にはなっていましたが、心は変わりませんでした。
Ⅲ.パロの心の問題
1.罪の結果ではなく、罪そのものを悲しむ
パロは罰を受けても、心を変えませんでした。
▶ 私たちへの教訓
- 神様は、罰を恐れての悔い改めではなく、
罪そのものを悲しむ悔い改めを望まれます。 - 神様は行動よりも、心を見られる方です。
▶ 例え
- 浮気そのものよりも、
「浮気がバレたこと」を悲しむ人の姿。
Ⅳ.災いには法則がある
1.九つの災いの構造
- 血
- 蛙
- ぶよ
- 蝿
- 家畜の疫病
- 皮膚病
- 雹
- 蝗
- 闇
2.警告のパターン
- ①④⑦:朝早く警告
- ②⑤⑧:朝以外に警告
- ③⑥⑨:警告なし
3.影響範囲
- ①②③:全地に及ぶ
- ④⑤⑥:エジプトとイスラエルを区別
- ⑦⑧⑨:前代未聞、人命に及ぶ災害
→人の目には失敗のように見えても、神の目には計画の途中です(例:エリヤ)。
Ⅴ.神の計画は変わらない
- 神様は一貫して、
「民をエジプトから出し、三日の荒野で礼拝する」
ことを求めておられます。 - 私たちは、自分の判断で信仰を変えてはいけません。
▶ 具体例
- 未信者の家族・配偶者への態度
※強要はしてはいけない - 職場でのクリスチャンの姿勢
未信者は、信者の生き方をよく見ています。
パロもイスラエルの様子を確認していました。
Ⅵ.必ず神の側に立つこと
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である」
(ヨハネ15:5)
- キリストから離れては、何一つできません。
- 妥協すれば楽に見えても、実はそうではありません。
Ⅶ.未信者との関わりにおいて
- 大胆に信仰生活を送るなら、
- 非難されることがあっても、
- 神様が働かれる奇跡を通して、
相手の心は少しずつ変えられていきます。
Ⅷ.まとめ
- 神様は家畜への疫病を通して、エジプト人の拠り所を打たれた。
- それは、エジプト人が神の側に立っていなかったからである。(悪人だからではない)
- 神の言葉から離れるなら、私たちも神の敵として裁かれる。
- いつも自分が神の側に立っているか確認しよう。
- 伝道において妥協せず、大胆に信仰を生きよう。
- 未信者は批判しつつも、信者の姿を見ている。
- やがて、その中の何人かは神の言葉に従うようになる。

