20220402アブラハムに見る信仰生活(創世記12:1-3)

20220402土曜祈祷会・家庭礼拝

聖書:創世記12:1-3
題目:アブラハムに見る信仰生活

賛美:310、369

説教:高曜翰 伝道師

場所:大阪中央教会


1.神の呼びかけ

神様は、ウルで月の神を礼拝していたアブラハムに語りかけられました。
「あなたの故郷を離れ、わたしが示す地へ行きなさい」と命じられたのです。

アブラハムが選ばれたのは、彼の能力や行いによるのではなく、
神の一方的な選びによるものでした。

神の呼びかけには、次のような意味が込められていました。

  1. 安定した生活を捨てること。
  2. 将来の保証がなくても、神の言葉に従って出て行くこと。
  3. それが最終的には自分の祝福となること。
  4. イエスも、「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。しかし人の子には枕する所もない」(ルカ9:58)と言われました。

→ここに、キリスト者が生きる信仰の姿があります。


2.神の祝福

神はアブラハムに三つの大いなる祝福を約束されました。

① 大いなる国民とする

これは「国を建てる」という意味です。
サラは不妊で子がいなかったにもかかわらず、やがて後継者が起こされるという約束でした。

② あなたを祝福する

国が建てられ、そこに神の豊かな祝福が流れるようになります。
神の国も同じです。

③ あなたの名を大いなるものとする

それは人間の努力ではなく、神の力によってなされます。
名を求めたネフィリムやバベルの塔の建設者たちは滅び去りましたが、
神が高くされる名は永遠に残ります。

④ あなたの名は祝福となる

アブラハム自身が祝福の源となります。
同じように、クリスチャンも神の祝福を流す器となっていきます。

→重要なのは、 私たちを通して神の栄光と祝福が現れる ということです。


3.救いの約束

① 「あなたを祝福する者を祝福し、呪う者を呪う」

聖書にはその例として、メルキゼデクやアビメレク、またハガルとイシュマエルが挙げられます。

わざわざ「祝福する者は複数形」、「呪う者は単数形」で書かれているのは、
祝福の方が圧倒的に多くなることを示しています。

② 「地上のすべての民族はあなたによって祝福される」

ここでいう「民族」とは、家族単位ではなく 政治的コミュニティとしての集団 を意味します。

アブラハムの信仰に同意する者は、血筋ではなく、
信仰によって彼の家族に加えられ、祝福にあずかる のです。

多くのユダヤ人はこれを誤解していましたが、
神は最初から異邦人にも救いを与えることを決めておられました。


4.結論

  1. 神の言葉に従って出ていくことは、自分の祝福であると同時に、他の人々の祝福にもつながる。
  2. 伝道というと「負担」に感じることがあります。
    しかし、イエスは次のように命じられました。「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい……」(マタイ28:20)
  3. 信仰者が持つべき心は次の三つです。
    ❶ 私たちが選ばれたのは、自分が優れているからではなく、神の選び である。
    ❷ 先に救われた者として、まだ救われていない人に 手を差し伸べるため
    ❸ 自分が祝福の器であることを自覚し、ただ座っているのではなく 出ていく者となる こと。

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