20210612レビ族の役割(民数記3:14-20)

20210612早天祈祷会

聖書:民数記3:14-20
題目:レビ族の役割
賛美:552

説教:高曜翰 伝道師

場所:Jesus Love Church

民数記を読む上で覚えておくべきこと

  1. 民数記の舞台
     民数記は、シナイ山を出発してからカナンの地の入口であるヨルダン川に至るまでの出来事を扱っています。本来11日で到着できる旅路でしたが、イスラエルの民は不信仰のために40年以上荒野をさまよいました。
  2. 「数える」とは何を意味するのか
     民数記1章・2章では、レビ族を除くイスラエルの12部族の人口が数えられました。しかし3章では、神様が特別な働きを委ねるためにレビ族を数えます。
     「数える」というのは、単に人数を確認することではなく、一人ひとりが神様に覚えられ、用いられるために登録されることを意味しています。

レビ族に与えられた役割

幕屋の務めはアロンとその息子であるエルアザル、イタマルが中心となって行いました。他のレビ族はその補助的な働きを担います。

  • ゲルション族(西側に宿営)
     幕屋の布の運搬を担当。
  • ケハテ族(南側に宿営)
     聖所や庭にある器具の運搬を担当。エルアザルが監督。
  • メラリ族(北側に宿営)
     幕屋の骨組みの運搬を担当。
  • アロンの家族(東側に宿営)
     礼拝を執り行い、イスラエルの民が神の怒りに触れて死ぬことのないよう幕屋を守る、とりなしの務めを担う。

つまり、レビ族は他の部族よりも清く保たれ、神に仕えるために特別に選ばれた存在でした。

現代の教会に置き換えると

  • アロンの家系 = 牧師
  • レビ族 = 長老・執事
  • その他の12部族 = 一般信徒

つまり、それぞれに異なる役割が神によって与えられているということです。嫉妬するのではなく、与えられた役割に感謝すべきです。
選びは人間の優秀さによるのではなく、神の恵みによる選びです。

レビ族の背景から学ぶこと

レビ族は、もともとヤコブから呪いを受けた家系でした(創世記49:5–7)。
その理由は、妹ディナの件で報復し、人々を皆殺しにしたからです(創世記34章)。
またモーセ自身もヘブル人を助けるためにエジプト人を殺しました(出エジプト2章)。

気性が激しい家系と言えますが、それでも神様はレビ族を選び、幕屋の尊い務めを委ねられました。

私自身も、また私の父も、牧師に向いているとは言えない性格でした。しかし、主は恵みによって私たちを用いてくださいました。

旧約の時代は神様が役割を直接お与えになりましたが、今日の私たちは自ら神の前に出て、与えられた使命に気づいていかなければなりません。他人をうらやむのではなく、自分のすべきことを知ることが大切です。

補足:名前や血筋について

  • モーセの息子:ゲルショム、エリエゼル
  • ゲルション族(Gershon)はエルアザルとは別
  • レビ:イスラエル
  • ユダ:カナン人女性(創世記38:2)
  • ヨセフ:エジプト人女性(創世記41:45)
  • アロンの妻:ヘブル人(出エジプト6:23)
  • モーセの妻:ミデアン人(出エジプト18:1–2)
  • サムエルの妻:記録なし

血筋はそれぞれ違いますが、神の働きは国籍や出自に縛られません。

この世のパスポートと神の国のパスポート

私たちは、地上の国籍・パスポートを持っていますが、それには期限があり、やがてこの世から「退去」しなければなりません。
だからこそ、この世にいる間に神の国のパスポートを取得することが重要です。

地上の富を追い求めるだけの人生は、留学先や旅行先で高価な家や物を買い揃えるようなものです。そこに永遠に住むことはできません。

結論

私たちも神様に数えられ、用いられる存在です。
他人と比べて不平不満を言うのではなく、 

与えられた役割に感謝して、喜んで神に仕えましょう。​ 

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